私は生後すぐに病いにかかり、それからずっと身体が弱く幼少の頃から入退院を繰り返す生活でした。
成人になっても、大学病院の特殊患者だった時期もありました。
十数年ずっと、いつもいつも朝から晩まで寝ている時でさえも、翌日の自分がどうなっているか怯えていました。
突然訪れる激しい痛みへの恐怖に取り憑かれていたような感覚です。
二十歳の誕生日の前日の朝、目が覚めたらひどく悪化していて痛みで気を失い、そのまま寝たきりになっていたこともあり、
それがトラウマとなり病状が出ていない時も眠るのが怖く、限界まで寝ないで過ごしていた時期もありました。
なので、そういうことが大きなストレスになっていてものすごく不安定で過食症の時期もあり、気持ちに余裕がなく、すごく短気でいつもイライラしていました。
ずっとずっと心の中は暗闇を彷徨っていました。
こんなふうに当時のことを、「思い出話」にできる日がくるなんて思ってもいませんでした。
病いと向き合いながらYOGA SPOTで2017年10月にティーチャートレーニング200を受講しました。
まだ、その時は通院と薬の服用を中心に生活していました。
先生方の指導して下さる熱心さに心惹かれ、2018年2月にインド ヴリンダーヴァンに行きました。
持病のある私には、インドに行く自体が大きな大きなチャレンジでした。
けれど、体調の不安や心配よりも「行ってみたい」「チャレンジしてみたい」という想いのほうがとても強かったです。
先生達と一緒に歩めば、私は変われる、何も怖くない…と思えたからです。
現地でも、そして帰国後も、とても元気でいることができました。
主治医も家族も、活気溢れる私の姿に驚いていました。
そして200TT修了後、迷わずヨガティーチャートレーニング500時間プログラムへと進みました。
気がつくと最初のインド帰国後、1回だけ通院に行っただけで、その後は通院も薬の服用もしていませんでした。生まれて初めて通院と薬への意識から離れることができていたほど元気だったからです。
200TT後に受講したモジュールでは、200TT中の内容が更に深く学べ、点と点が線になっていき先生達から教わる学びは、私の心、精神を強くしてくれました。
インドへのトレーニングにも続けて3回行くことができ、行くたびに日常生活で「運が良いな」「ついているな」ということも増えていきました。
3回目の帰国直後からコロナ禍となってしまっていますが、「4回目」が実現する日がくるのを心待ちにしています。
先生達や練習仲間とたくさん笑い、時には涙を流したり、様々なことにチャレンジしたり、掛け替えのない時間を過ごすことができました。
OMkari先生とSundari先生からは、小中高学校では教わらないことをたくさん教えて頂きました。
大人になってからできなかったことが、できるようになっていく真の喜び、可能性、継続の大切さ重要さと向き合えた経験は私の宝です。
このように、私の大きな成長に導いて下さった
OMkari先生とSundari先生に出会えたこと、
YOGA SPOTで学ぶことができて私はとても幸福です。
500時間プログラムを修了し「ようやく土壌が調った」という気持ちです。
その土壌に、これからもヨガのテクニックの栄養を注ぎ、種を育て私自身を成長させていきます。
今後もよろしくお願い致します。
私がYOGA SPOTのプラクティスにより、病いから離れることが出来た奇跡的な実現を文章で伝えても実体験しないとわからないと思います。
なので、先生方からの学びにより
1人でも多くの方が暗闇から光への旅をしてほしいと思っています。
2021年4月 YOGA SPOT認定ヨガティーチャートレーニング500時間プログラム修了