奉納物としてのヨガ練習
バクティ・ハート・ファイヤー
2011年の8月のKrishna Janmashtamiを祝いながら書いたタイムレスな記事をシェアします。
Hare Krishna Hare Krishna Krishna Krishna Hare Hare
Hare Rama Hare Rama Rama Rama Hare Hare
この16音節のマハマントラ、偉大なマントラは全ての存在を1つにつなぐ愛のヴァイブレーションとつながる一番早い近道だと言われています。
先日のShiva ReaとのLiving Yoga Sadhana オンライン授業はハートの愛の甘美の象徴であるクリシュナへ捧げる、 奉納物としてのヨガの練習についてでした。キルタン・バンドのマヤプリスのヴィッシュも参加してくれて、クリシュナの誕生について、クリシュナの愛について、バガヴァッド・ギーターでクリシュナが説いた教えについて、チャンティングとジャパ瞑想をしながらのバクティに溢れるとても美しい内容だったので、ぜひ皆さんとシェアしたいと思います。
毎年Shravanの月、月の欠けるサイクル(Krishna Paksha) の8日目 アシュタミ(大体8月か9月)に Krishna Janmashtami インドの最も愛されている神様であるクリシュナの生誕祭が祝われます。プジャ、キルタン、ミルクとギーを使ったスィーツなどがクリシュナに奉納され、帰依者たちは断食をしこの日を祝います。
Sringara 愛の象徴であるクリシュナは聖典、バガヴァッド・ギーターで戦場のまっただ中で帰依者、アルジュナに最高の叡智を説いた、全ての悪、非道徳を照破するスピリチュアル・ウォリヤーでもあります。
『あなたが行なうこと、食べるもの、供えるもの、与えるもの、苦行すること、それを私への捧げものとせよ。
かくてあなたは、善意の果報をもたらす行為(業)の束縛から解放されるであろう。放棄のヨーガに専念し、解脱して私に至るであろう。
私は万物に対して平等である。私には憎むものも好きなものもない。しかし、信愛をこめて私を愛する人々は私のうちにあり、私もまた彼らのうちにある。』
バガヴァッド・ギーター 9.27~29
人生のアップダウン、ハートの火が弱くなっている時。人生の波に飲み込まれそうになっている時や日々の忙しさに捕われ心を感じられなくなっている時。
ヨガの練習が義務的、ドライになり、「果汁」 を失いかけてる時。ふと立ち止まり、ハートセンター、中心の動かない一点に戻り、ハートの火の状態がどうなっているかチェックし、火の番人になる事が必要です。
エゴから抜け出すプラクティス、制限から無限へ、苦しみを気づきに、通常から奇蹟へ。
毎日のヨガプラクティスをクリシュナに捧げて行きます。クリシュナにサダナを捧げる事で、カルマを作るエゴ、歪んでいる感情のパターンから自由になれる。
ハートの中心の動かぬ一点に座り、最も崇高な意識、ヴァイブレーションと繋がる。
全ての行動の果実への執着を捨て行動する事、行動そのものを捧げものとしてオファーする事でカルマから解放される事が出来ると言われています。
クリシュナの偉大な教え “yoga is wisdom in action” を生きる事ができ、ヨガサダナが解放をもたらせてくれるのです。
『行為の中に無為を見、無為の中に行為を見る人、彼は人間のうちの知者であり、専心してすべての行為をなす者である』
バガヴァッド・ギーター 4.18
人生で何が起きようと信愛をもって行動を捧げる事で全ての者を一つに繋ぐ神聖な愛のヴァイブレーションでハートを満たす事ができる。
クリシュナが誕生したのは暴力的なとても暗い環境でした。暗い時代の中に愛の象徴であるクリシュナが誕生しました。クリシュナの死後、私達が今生きているKali Yuga暗黒の時代が始まりました。
外側の環境がどれだけ暗いと感じいても、必ず内側の光が闇を消滅させる。いつの時代もハートの中にあるクリシュナ意識、愛の甘美に身をゆだねる、この道こそが、私達の本質、真我を知る方法なのだと思います。
ヨガプラクティスが皆さんの中にあるクリシュナの愛の意識を目覚めさせてくれます様に。
जय श्री राधेश्याम
OMkari