OMkari&Sundari
2005年4月 南インド
ケララでの1番最初のヨガティーチャートレーニング
ケララの山を早朝ハイキングし、山頂まで辿り着いた時の写真、日の出をバックに
『未知の中に飛び込んだ者は立ち止まったまま見ている者達へ何も説明する必要はない』
訳すのがとても難しかったゴダールの名言。未知の中に飛び込むと沢山の冒険が待っています。
He who jumps into the void owes no explanation to those who stand and watch.” Jean-Luc Godard
勇気とは恐怖心がないわけではない。怖いけど前進し続ける、怖いけど未知の中に飛び込む。2005年に南インドで1番最初のヨガティーチャートレーニングをアシュラムに1ヶ月滞在しながら受講した。ある朝、ケララの山を早朝ハイキング、山頂まで登って日の出を拝みながら瞑想とキルタンと言うスケジュール。これが結構過酷で山頂まであとわずかと言うところが最もチャレンジングだった。
四つ這い状態で岩山にスパイダーマンみたいに張り付きながら登る。山頂まであと少しと言う所、辛いのはみんな同じだし、岩山に張り付きながら登るのは怖い。
そこで諦めていたら一生心残りだし、辛かったし、怖かったけどギブアップするという選択は私の中にはなかった。でも中にはそこでやめてしまう人達もいた。
山頂は見えてるのに、ここまで来たのに!ギブアップすると言う友達をどうにか力づけ岩山に張り付いて最後はガッツで山頂まで登った。言うまでもなく、山頂からの景色と瞑想とキルタンは最高だったし、何よりもこの時の達成感は今でも最高な人生経験として残ってるし、今の私に成る様にサポートしてくれた経験だ。
人生のあらゆる側面に同じ脳神経の配線のパターンでアプローチするので、この時あと少しと言うところで山頂まで登る事を諦めた人達は、時と場所、状況が違っても、今でも同じパターンで人生を生きているだろうと思う。
千里の旅の第一歩を踏み出す人、最初から参加しない人、スタートしない人、あと一歩と言う所まで来て諦める人、背中を押して力づける人、背中を押されないと行動できない人、どれだけサポートされていても諦めてしまう人、人生に、仕事に、生き方に “EXCELLENCE” を追求する人、しない人、どちらが良いのか悪いのか測る事は無意味だ。
ただ自分の選択次第で見える景色が変わる、視野が広がり、味わえる感情の幅が深まる。『経験』が変わると言うこと。
そしてその『経験』”Experience”の積み重ねが私たちの現実を人生を創造する。
旅をスタートした冒険心、あと一歩と言う所で諦めなかったガッツ、怖いけど未知の中に飛び込んだ勇気。
登りきったからこそ、飛び込んだからこそ、見る事が出来た今まで見たことのない景色、初めて味わう感情、初めて体験する経験。新しい景色を見て、新しい体験をして感じる感情が新しい明日を作り出す。
同じ毎日が作り出した安全地帯から一歩踏み出せない人、毎日同じ様に何十年も過ごす人は毎日同じ感情を感じながら同じ経験しかしない。
昨日と違う明日を生きたければ、今日の経験を変えるために未知の中に飛び込む事が鍵となる。怖くない人はいないと思う。自分を自分の人生を恐怖心や自信のなさ、劣等感で制限したくない。自分を自分の人生を制限しているのは環境、他者、金銭ではなく、自分自身。
昨日とは違う明日を創造する自分自身が人生の創造者になる。
そのためには今までの自分のパターンを完全に書き換えて生まれ変わる必要がある。新しい自分になると言う事は脳神経のパターンを再配線し、潜在意識のパターンを変えると言う事。
ヨガ、瞑想、ヨガニドラ、プラーナニドラ、呼吸法のテクニックは潜在意識のプログラムを書き換えるのに最強なパワーを発揮します。
包括的なヨガと瞑想の継続的な実践は未知の中に飛び込む勇気、自分で人生を創造する叡智を与えてくれます。
YOGA SPOTでハートの空間で会いましょう
Much Love from Vrindavan Dham
OMkari