聖者パタンジャリが古代のヨーガの叡智(ラージャヨーガ、瞑想のヨガ)を体系化し纏めたヨガスートラとは8段階のステップを辿り三昧の境地へとアクセスする人類最古そして最高峰の瞑想の手引書です。ヨガスートラに明記されている三昧までの8段階のステップの5段階目の実践法であるプラティヤーハラ(感覚の制御)であるプラーナニドラは微細なエネルギー体であるプラーナヤーマ・コーシャを意識的に感じ、体感する為にデザインされているプラクティスです。
プラーナは私たちの意識そして体を動かす重要な生命エネルギーです。生命気であるプラーナを意識的に、そして明らかに感じられる様にトレーニングして行くテクニックはプラーナヤーマ、ヨガニドラやプラーナニドラなどが存在します。
プラーナニドラは、ヨガニドラのテクニックに近いですが、意識はプラーナヤマーマコーシャに向け続けた実践法です。ヨガニドラを実践した事のある方達にも新たな体験となるでしょう。
5つの体型的なステップを通してエネルギーの体を目覚めさせ、浄化して行きます。プラーナニドラの実践で高い意識へとアクセスし、存在のあらゆる側面をさらに探究する事が可能になり、人格そのものをより良く管理する事が可能になります。
さらに存在のあらゆる側面へアクセスし、探究する事で瞑想やヨガニドラの実践と同様、我々は多次元的な存在であると言う事が現実化します。
瞑想への準備段階であるプラーナニドラを体験する事で自身の瞑想の実践がネクストレベルへとさらに深まる事でしょう。プラーナと言う重要な生命エネルギーの浄化、そして目覚めを体験する機会をぜひお見逃しなく。